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知って損なし!京都市の景観計画とは

このページでは京都の景観条例について説明しています。

全国一厳しいと言われる京都市景観計画とは

平成17年12月に制定された京都市景観計画条例は、前年16年に制定された「景観法」が元になっています。

景観法とは、「我が国の都市、農山漁村等における良好な景観の形成を促進するため、景観計画の策定その他の施策を総合的に講ずることにより、美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造及び個性的で活力ある地域社会の実現を図り、もって国民生活の向上並びに国民経済及び地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする」ために定められた法律です。

これに基づき、京都市では、「京都市市街地景観整備条例」という条例が制定され、京都の街の景観を阻害するような看板や建物の高さなどが規制されました。これは市を21の区域に分けて、規制区域ごとに看板類の大きさや色などがこと細やかに規制され、日本全国のなかでも特に厳しい条例となっています。さらに京都市内には複数の条例が制定されていて、京都の街並みを維持しています。

全国チェーンで展開しているお店なども例外ではなく、京都へ足を運ぶと、よく見るコンビニやハンバーガーショップなどのドギツイ色彩がしっかりと抜かれているのが分かります。

景観条例のその後…

景観条例も年を経る毎に改正され、今では京都市内全域で屋上広告や点滅式照明などが禁止され、京都独特の街並と景観を守っています。こうした条例についてはショップや店舗などに適用されると考えがちですが、屋根の傾斜角や外壁の色など建物などについてもデザイン基準が定められていますので、新築注文住宅を京都市で建てる場合は注意が必要です。

ポイントとしては、“けばけばしい印象を与える色遣い”や“歴史建造物などとの不調和”“都市の美観や自然景観を害する”ものが規制の対象になっているようです。京都に住まう人、これから京都に住みたいと思う人にとっては、こうした法律や条例はかえって好都合かもしれませんね。ただ家を新しく建てるとなると、京都市の景観条例に熟知した不動産会社や設計士にお願いする方がよさそうです。

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